大型二種免許を取りたいけれど、教習の時間とお金がどのくらいかかるのか分からず、迷っていませんか。
- 今の免許だと、何時限かかる?
- 料金のほかに、いくらかかる?
- 仕事や子育てと両立して通える?
- お金を払ったのに、途中で挫折しない?
教習の時限が多いと、仕事を休む日や家族の予定にも関わるので、なんとなく申し込むのは不安ですよね。
読者さん普通免許からだと、教習はどのくらいかかるんですか?



今の免許の区分で変わります。普通免許(MT)なら、技能教習は最低33時限ですよ。
筆者は、昔の普通免許(今の中型8トン限定)から教習所に通って、大型二種免許を取りました。
この記事では、今の免許ごとの教習時間と費用の目安を、法律の決まりと料金の例、筆者の体験からまとめました。
- 技能教習:普通免許・5トン限定(MT)は33時限、中型8トン限定は28時限、大型免許は17時限(法律の最低の時限数。AT限定の免許は4時限多い)
- 学科教習:一種免許の人はどの区分も17時限(1時限は50分)
- 料金の例:西鉄自動車学校で、普通免許(MT)からは595,540円、大型免許からは378,620円(2026年10月に確認。教習所ごとに違う)
- 費用を抑える方法:教育訓練給付金や会社の制度(条件あり)
- 筆者の場合:片道40分の教習所に通学し、卒業まで3か月強(20年ほど前)
\ 自分の免許の時限を表で確かめる /
大型二種免許の教習時間と日数


大型二種免許の技能教習(運転の練習)は、一種免許の人なら、今の免許の区分によって17〜37時限と大きく変わります。
1時限は50分で、最低の時限数は法律で決まっています。
自分がどの区分かは免許証で確かめられるので、手元に用意して読み進めてください。
\ 申し込む前に確かめたい8項目 /
今の免許で変わる技能教習の時限
大型二種免許の技能教習は、大型免許を持つ人なら17時限、普通免許を持つ人なら33時限が、法律で決められた最低の時限数です。
| 今持っている免許 | MTの免許 | AT限定の免許 |
|---|---|---|
| 大型免許 | 17時限 | ― |
| 中型免許 | 23時限 | 27時限 |
| 中型免許(8トン限定) | 28時限 | 32時限 |
| 準中型免許 | 29時限 | 33時限 |
| 準中型免許(5トン限定) | 33時限 | 37時限 |
| 普通免許 | 33時限 | 37時限 |
| 中型二種免許 | 13時限 | 17時限 |
| 普通二種免許 | 28時限 | 32時限 |
AT限定の免許の人は、マニュアル車に慣れるための教習が加わるので、同じ区分のMTの人より4時限多くなります。
2つ以上の免許を持っている人は、時限が一番少なくなる区分で数えます。
表の時限数は最低の数なので、補習で増えることもあると考えておきましょう。
免許証の条件等で自分の区分を確かめる方法
同じ「普通免許」でも取った時期で区分が違うので、表のどの行に当たるかは免許証の「種類」と「条件等」の欄で確かめます。


| 普通免許を取った時期 | 今の区分 | 条件等の欄の言葉 |
|---|---|---|
| 2007年6月1日まで | 中型免許(8トン限定) | 「中型車は中型車(8t)に限る」 |
| 2007年6月2日〜2017年3月11日 | 準中型免許(5トン限定) | 「準中型車(5t)に限る」を含む言葉 |
| 2017年3月12日から | 普通免許 | 8t・5tの言葉なし |
たとえば2009年に普通免許を取った人は、今は準中型免許(5トン限定)に当たり、MTなら技能教習は33時限です。
マイナ免許証の人は、カードの表に条件などが書かれていないので、警察庁の「マイナ免許証読み取りアプリ」などで確かめてください。
卒業までの日数と1日に受けられる時限
卒業までの日数は、1日に受けられる技能教習の時限に上限があるため、時限数だけでは決まりません。
| 今持っている免許 | 1日に受けられる技能教習 |
|---|---|
| 大型免許 | 4時限まで |
| 大型免許以外 | 前半(第1段階)は2時限まで、後半(第2段階)は3時限まで |
前半の第1段階は主に教習所の中のコースで、後半の第2段階は道路での練習が中心になります。
大型免許を持っていない人は、前半の終わりに修了検定と仮免許の試験に合格してから、後半に進みます。
教習は、始めてから9か月以内に終えなければなりません。
- 教習の予約が取りにくい
- 仕事の休みと教習の空き時間が合わない
- 補習や検定のやり直しがある
筆者は通学で、卒業までに3か月強かかりました。
通学で取る人は、時限数を1日の上限で割った日数より、かなり長めに見ておくと安心です。
学科教習17時限と2025年9月の短縮
学科教習は、一種免許を持つ人ならどの区分でも17時限で、そのうち6時限は、けが人の手当てや心肺蘇生を学ぶ応急救護です。
普通二種や中型二種をすでに持っている人は、学科教習が0時限になり、試験場の学科試験も免除されます。
| 今持っている免許 | 2025年8月まで | 2025年9月から |
|---|---|---|
| 普通免許(MT) | 技能34・学科19 | 技能33・学科17 |
| 中型免許(8トン限定・MT) | 技能29・学科19 | 技能28・学科17 |
| 大型免許 | 技能18・学科19 | 技能17・学科17 |
2025年9月1日から技能が1時限、学科が2時限短くなったので、古い記事や案内の数字には気をつけてください。
大型二種免許の費用の内訳


大型二種免許の費用には国が決めた額がなく、教習所の料金は教習所ごとに違います。
ただ、料金の多くは技能教習の時限数で決まるので、今の免許の区分が分かれば、費用の目安もつかみやすくなります。
ここでは1つの教習所の料金表を例に、試験場の手数料、料金表に出ないお金、給付金の順に見ていきましょう。
今の免許で変わる教習所の料金
教習所の料金は、技能教習の時限が多い区分ほど高くなります。
| 今持っている免許 | 技能教習 | 料金(税込) |
|---|---|---|
| 普通免許・準中型免許(5トン限定)のMT | 33時限 | 595,540円 |
| 準中型免許 | 29時限 | 544,060円 |
| 中型免許(8トン限定)のMT | 28時限 | 531,190円 |
| 中型免許 | 23時限 | 466,840円 |
| 大型免許 | 17時限 | 378,620円 |
この教習所では技能教習が1時限12,870円なので、時限が1つ増えるごとに料金も上がります。
- 補習:1時限12,870円
- 検定のやり直し:1回11,000円
- 仮免許の試験と交付の手数料:合計2,900円(大型免許がない人)
- 予約の取り消し:1時限1,100円(始まる2時間前までは無料)
この料金表にはAT限定の免許の人の料金が載っていなかったので、AT限定の人は通う予定の教習所に聞いてみてください。
卒業後の学科試験と免許の交付手数料
教習所を卒業したあとは、試験場で適性試験と学科試験を受け、東京都の例では合計4,150円を払います。
| 試験場で払うお金 | 金額(東京都の例) |
|---|---|
| 受験料 | 1,800円 |
| 免許証の交付手数料 | 2,350円 |
| 合計 | 4,150円 |
技能試験は卒業検定で済んでいるので試験場では受けませんが、学科試験に落ちると、受け直すたびに受験料がかかります。
卒業検定に合格した日から1年を過ぎると技能試験の免除がなくなるので、早めに試験場へ行く日を決めましょう。
料金表に出ない交通費と仕事の休み
料金表には載っていなくても、通うための交通費や、仕事を休む日の収入の減りも、取るためにかかるお金です。
- 教習所までのガソリン代や電車・バス代
- 仕事を休む日や早く帰る日の収入の減り
- 合宿の場合の、教習所までの行き帰りの交通費(料金に含まれない場合)
通う回数が多いほど交通費も増えるので、料金表の金額とあわせて、通う時間と回数も比べておきましょう。
教育訓練給付金と会社の負担制度
教習所の大型二種の講座が国の指定を受けていれば、条件を満たす人は、教育訓練給付金で費用の一部を受け取れます。
| 講座の種類 | 受け取れる額 |
|---|---|
| 特定一般教育訓練 | 費用の40%(上限20万円)。資格を取って就職した場合などは50%(上限25万円) |
| 一般教育訓練 | 費用の20%(上限10万円) |
- 雇用保険に入っていた期間が原則3年以上(初めての人は1年以上)
- 特定一般教育訓練は、受講を始める2週間前までにキャリアコンサルティング(仕事の相談)を受けて、ハローワークで手続き
通う教習所の講座が対象かどうかは、厚生労働省の教育訓練講座検索システムか教習所で確かめられます。
入社後に会社の費用で取れる求人もあるので、自分で払う前に、二種免許が必要な仕事の記事の「会社が費用を出す制度の注意点」も読んでみてください。
大型二種免許の3つの取り方


大型二種免許の取り方は、教習所に通う通学、泊まりがけで通う合宿、試験場で直接受ける一発試験の3つです。
どれを選ぶかで、費用だけでなく、卒業までの期間や仕事を休む日数、家を空ける日数も変わります。
最後に、3つの違いを表で比べます。
近くの教習所に通学する方法
通学は、仕事を続けながら、空いた時間に教習所へ通って取る方法です。
家族と離れずに済み、仕事の休みも半日や数時間の単位で調整しやすい一方で、卒業までの期間は長くなりがちです。
筆者も通学で取りましたが、仕事を続けながら取るなら、通学のほうが予定を組みやすいと感じています。
合宿免許で泊まりがけで取る方法
合宿は、教習所の近くに泊まり込み、毎日教習を受けて短い期間で取る方法です。
宿泊と食事が料金に含まれていることが多く、通学より安い料金の合宿もあります。
知り合いが増えたり、観光を兼ねて旅行の気分で学べたりするのも、合宿ならではの良さです。
- 仕事のまとまった休みが必要
- その間は家を空けるので、家族の理解が必要
- 大型二種の合宿があるかは教習所しだい
- 日数は今の免許と教習所の日程で変わる
筆者は大型二種を合宿では取っていませんが、時間に余裕があるなら、2週間ほどの合宿で集中して取るのが一番いいと思います。
試験場で直接受ける一発試験
一発試験は教習所の料金がかからない分、安く見えますが、大型免許を持っていない人は、先に大型の仮免許を取って路上で練習しないと、技能試験を受けられません。
- 大型の仮免許の取得
- 技能試験の前3か月以内に、5日以上の路上練習
- 練習に使う車は、乗車定員30人以上のバス型の大型自動車
- 助手席には、その車を運転できる免許を通算3年以上持つ人か、その車の二種免許を持つ人の同乗
| 試験場で払うお金 | 金額(東京都の例) |
|---|---|
| 受験料 | 4,500円 |
| 試験車の使用料 | 2,950円 |
| 免許証の交付手数料 | 2,350円 |
| 取得時講習の受講料 | 30,300円 |
合格したあとも取得時講習(旅客車の講習と応急救護の講習)を受けないと免許を受け取れないので、大型免許を持っていない人には、教習所に通う方法のほうが現実的です。
取り方ごとの費用と日数の比較
3つの取り方の違いを、費用・期間・仕事の休み・家族への影響で比べると、次のようになります。
| 項目 | 通学 | 合宿 | 一発試験 |
|---|---|---|---|
| 費用 | 教習所の料金 | 教習所の料金(宿泊・食事込みが多い) | 試験場の手数料と講習料、練習の費用 |
| 期間 | 長くなりやすい | 短い期間に集中 | 試験の予約と合否しだい |
| 休み | 少しずつ調整 | まとまった休みが必要 | 試験や練習の日ごとに必要 |
| 家族 | 家から通える | その間、家を空ける | 家から通える |
| 向く人 | 仕事を続けながら取りたい人 | まとまった休みが取れる人 | 大型免許を持ち、試験の準備ができる人 |
仕事を続けながら取りたい人は通学、まとまった休みが取れる人は合宿、大型免許を持っている人は一発試験も候補になります。
大型二種の教習で大変だったこと


ここからは、筆者が教習所に通って大型二種免許を取ったときに、大変だったことを紹介します。
取ったのは20年ほど前で、昔の普通免許(今の中型8トン限定)から始めたため、今の教習所の決まりや、読者の皆さんの免許の区分とは事情が違うところもあります。
それでも、今から取る人にも当てはまりそうなことを5つにまとめました。
慣れないマニュアル車の操作
最初に苦労したのは、何年も乗っていなかったマニュアル車の操作です。
ふだんはオートマ車を運転していたので、半クラッチ(クラッチを半分つないだ状態)やギアチェンジに慣れるまで時間がかかりました。
- 大型は半クラッチの幅がとても短く、普通車と比べるとほとんどない感覚だった
- 半クラッチを踏みすぎてクラッチを滑らせ、指導員に注意された
今のバスは空気の力でギアが軽く入ると思いますが、筆者が取った20年ほど前の教習車はそうではなく、ギアチェンジが難しかったです。
ただ、回数を重ねれば上手になっていきます。
補習で追加料金がかかるかもしれませんが、乗っていれば慣れてくると思います。
大きな車の車両感覚
次に戸惑ったのは、運転席と前のタイヤの位置の違いです。
普通車は運転席がタイヤの真上か少し後ろにありますが、大型バスは運転席よりかなり後ろに前のタイヤがあります。
そのため、曲がるときは普通車よりかなり前に出てからハンドルを切る感覚になり、最初は怖く感じました。


大きな車体なのでミラーをしっかり使うことが大切ですが、視界が広くミラーもよく見えるので、コツをつかめばそこまで難しくはないと思います。
久しぶりの学科の勉強
久しぶりの学科の勉強にも苦労しました。
ふだん運転していても細かい決まりまでは意識していなかったので、なんとなくの知識で済ませていたところを学び直すのが大変でした。
- 一種免許の内容と、二種免許ならではの内容の両方が出る
- 一種免許の範囲が6〜7割ほど(筆者の感覚)
- 忘れている一種免許の決まりが意外と多い
試験場の学科試験は90%以上の正解が必要なので、免許を持っているからと甘く見ずに、繰り返し問題を解いて慣れておくと点数を取りやすくなります。
指導員ごとに違って聞こえた教え方
教習中に指導員ごとに言うことが違うのは、よくある話です。
「前にこう言われたからやってみた」のに、別の指導員から指摘される場面もあります。
指導員によって教え方やゴールへの近づき方が違うのは当然なので、違って聞こえたときは、どの場面でどう使い分けるのかを質問すると整理しやすくなります。
- まずは言われたとおりに一度やってみる
- 疑問に思ったことは、その場で質問する
- 信頼できる人や話しやすい人のやり方を参考にする
筆者が通った教習所では、すでに免許を持っている人向けの教習なので、指導員もそこまで口うるさくは言わず、慣れてくると世間話をしながら大事なところで指導が入るくらいでした。
車で40分かけた教習所への通い
大型二種は、どこの教習所でも取れるわけではありません。
筆者のときも、同じ県の中で大型二種を扱う教習所は限られていて、隣の市の教習所まで片道40分ほどかけて車で通いました。
できるだけ近い教習所がよいのですが、近くになければ、少し遠くまで通うのも仕方がない部分です。
大型二種免許を申し込む前の確認


大型二種免許は費用も日数もかかるので、勢いで申し込んでから「思っていたのと違った」と後悔するのは避けたいところです。
ここまでの内容を、申し込む前にそのまま使えるチェックリストと、教習所に聞く質問の例にまとめました。
申し込む前のチェックリスト
教習所に申し込む前に、次の8つがそろっているかを確かめましょう。
- 免許証の種類と条件等の欄(自分の区分)
- 自分の区分の技能教習の時限数
- 受験資格(21歳以上・免許の期間が通算3年以上など)
- 視力と深視力(奥行きの見え方)の基準
- 通える範囲にある、大型二種を扱う教習所
- 料金表の金額と、補習・検定のやり直しの料金
- 給付金や会社の制度が使えるかどうか
- 仕事の休みと家族の予定の調整
特に視力と深視力は、基準に届かないと免許を受けられないので、ふだん使っている眼鏡やコンタクトで見え方を確かめておくと安心です。
深視力の検査の仕組みは、二種免許が必要な仕事の記事で図を使って説明しています。
教習所に問い合わせる質問の例
料金表やサイトだけでは分からないことは、申し込む前に教習所へ電話やメールで聞いておくと安心です。
「今の免許の区分だと、大型二種の技能教習は何時限になりますか」
「料金に含まれるものと、補習や検定のやり直しの料金を教えてください」
「平日の夜や土日に、教習の予約は取りやすいですか」
「卒業までに、どのくらいの期間がかかる人が多いですか」
「この講座は、教育訓練給付金の対象ですか」
同じ質問を2〜3か所の教習所にして、返事をメモに残しておくと、料金や通いやすさを比べやすくなります。
家族と決めておく教習の予定と費用
家庭がある人は、申し込む前に、教習に通う日の家の用事と、費用の出し方を家族と決めておきましょう。
- 教習に通う曜日と時間帯
- その日の子どもの送り迎えや家の用事の分担
- 費用の出し方と、使える給付金や会社の制度
- 補習などで期間や費用が延びたときの考え方
先に話し合っておけば、途中で予定が延びたときも、家族と相談しながら続けやすくなります。
大型二種免許のよくある質問


最後に、受験資格やAT限定、運転できる車、合格率など、大型二種免許について検索でよく調べられている質問に短く答えます。
制度の数字は2026年10月時点の公式の情報なので、取る前には警察庁や住んでいる都道府県の警察の情報も確かめてください。
普通免許から大型二種を取るときの条件
普通免許からでも、21歳以上で、免許を持っていた期間が通算3年以上あれば、大型免許(一種)を先に取らずに大型二種免許を受けられます。
- 年齢:21歳以上(受験資格特例教習を終えた人は19歳以上)
- 免許の期間:普通免許などが通算3年以上(特例教習を終えた人は1年以上)
- 視力:両目で0.8以上、片目それぞれ0.5以上(眼鏡やコンタクトを使ってよい)
- 深視力:2.5m離れて3回測り、ずれの平均が2cm以下
- 聴力:10m離れた所で、90デシベルの警音器の音が聞こえること(補聴器を使ってよい)
19歳からの特例は受験資格特例教習(警察庁)を終えた人が対象で、免許の停止を受けていた期間は3年に数えません。
AT限定の免許から大型二種を取る場合
AT限定の免許を持っている人も、マニュアル車で教習を受ければ、大型二種免許を取れます。
今は大型二種にAT限定がないため、マニュアル車の練習が加わり、技能教習は同じ区分のMTの人より4時限多くなります(例:AT限定の普通免許なら37時限)。
警察庁の案内によると、大型二種にもAT限定が加わるのは2027年10月1日からの予定なので、それより前に取りたい人は、マニュアル車に慣れる時間も見込んでおきましょう。
大型二種免許で運転できる車
大型二種免許があれば、大型の路線バスや観光バスでお客さんを乗せて運転できるほか、大型免許(一種)で運転できるトラックなども運転できます。
| 運転できる車 | 例 |
|---|---|
| 大型の旅客車(お客さんを乗せる車) | 路線バス・観光バス |
| 中型・準中型・普通の旅客車 | マイクロバス・タクシー |
| 大型免許(一種)で運転できる車 | 大型トラックなど |
| 運転代行で運転するお客さんの車 | 運転代行の仕事 |
大型の車には、乗車定員30人以上の車のほか、車両総重量11トン以上や最大積載量6.5トン以上の車も当てはまります。
タクシーの仕事だけを考えているなら、普通二種免許で運転できるので、大型二種免許は不要です。
大型トラックの仕事だけなら、大型二種ではなく大型免許(一種)で運転でき、今の免許ごとの時限と料金は大型免許の費用と日数の記事で比べています。
大型二種免許の難しさと合格率
大型二種免許の試験は、技能が80%以上、学科が90%以上の成績で合格です(道路交通法施行規則 第24条・第25条)。
- 受けた人(延べ):15,605人
- 合格した人:10,475人
- 合格率:67.1%
この数字には、教習所を卒業して学科試験だけを受けた人も含まれ、受け直した人は回数分を数えています。
大型二種免許が意味ないと言われる場合
大型二種免許が役に立つかどうかは、目指す仕事に大型二種が必要かどうかで決まります。
大型の路線バスや観光バスの運転手を目指すなら必要ですが、タクシーやトラックの仕事が目的なら、ほかの免許でも運転できます。
- タクシーの仕事が目的だった(普通二種で運転できる)
- 荷物を運ぶトラックの仕事が目的だった(大型免許〈一種〉で運転できる)
- 入社後に会社の費用で取れる求人を見落としていた
バス会社には入社後に会社の費用で取れる求人もあるので、目指す仕事に必要な免許を二種免許が必要な仕事の記事の一覧表で確かめてみてください。
取得後にバスの運転手になるまでの流れ
大型二種免許を取ってバス会社に入っても、会社の診断と指導を受けてから乗務を始めます。
- 適性診断(初任診断)の受診
- 初めて運転者になる人向けの特別な指導(路線バスは合計6時間以上、貸切バスは合計10時間以上と、実際の運転での指導20時間以上)
- 運転者としての乗務の開始
指導の中身や期間は会社によって違うので、応募するときに、入社後の研修の流れを聞いておくと安心です。
大型二種の教習時間と費用のまとめ


大型二種免許の教習時間と費用は、今持っている免許の区分で大きく変わります。
まずは免許証の「種類」と「条件等」の欄で自分の区分を確かめ、技能教習の時限数を知ることが、費用と日数の見通しを立てる第一歩です。
- 一種免許の人の技能教習は17〜37時限、学科教習は17時限
- 免許証の条件等の欄で、8トン限定・5トン限定などの区分を確認
- 料金は教習所ごとに違い、技能の時限が多いほど高額
- 試験場の手数料や交通費、仕事の休みも費用の一部
- 通学・合宿・一発試験は、仕事と家庭の事情で選択
- 給付金や会社の制度は、申し込む前に確認
次は、通える範囲の教習所を2〜3か所選んで料金表を見比べ、この記事の質問の例を使って問い合わせてみてください。
\ 問い合わせにそのまま使える /
目指す仕事に大型二種が本当に必要か迷っている人は、二種免許が必要な仕事の記事から確かめてみるのもおすすめです。





